カレーのご飯の炊き方
カレー用のご飯の炊き方 トプカ流
☆工房のシェフ監修のカレー用のご飯の炊き方です。
カレー用のご飯は粘りを出さないのがコツ
●米の炊き方
- ボールか肉厚の鍋にきちんと計量したコメを入れる。
- たっぷりの水を注ぎいれ、米をとぐ。
- 手のひらを使って軽くシャッシャッととぎ、上澄みの水を捨てて再び水を入れる。大量の米をとぐ場合、力を入れすぎると米粒がつぶれてしまうことがあるので、泡立て器を使ってもいい。
- 水が透き通ってくるまで、3~4回繰り返してすすぐ。
- 米をざるにあけてざっと水を切り、炊飯器に移して必要分の水加減をする。そのまま30分~1時間ほどおいて給水させてから炊く。
◆ここがポイント
大量にご飯を炊く場合、計量をいい加減にすると、誤差が大きくなるので
きちんと計量器具を使い、すりきり正しく計ること。
なお、普通の計量カップは1カップ・200ccで米160g 。
ご飯を計るカップは普通1合=180ccで150g 計ることができる。
混合しないように注意する。
米は最初の水分を給水しやすいので、
とぎ始めの水でゆっくり洗っていると、
ぬか臭い水を吸収してしまう。
1回目の水は、さっとかき混ぜてすぐに流すこと。
インドカレーのように小麦粉を使わずにサラサラのスープ状に仕上げたカレーには、
パラパラのご飯が合うとされる。
粘り気の少ない硬質米を使い、
水加減は少なめにして硬めに炊き上げ、
十分に蒸らすといい。
また、ご飯を炊いている途中でふたを取るということは、
日本ではあまりしないが、
インドでは途中で粘り気の出た水分を捨てて、
その分の水を新たに加えなおす方法も。
通常、日本人が好む粘りのあるご飯なら、
米の1.2倍の水を加えて炊飯器で炊く。
が、インド風のパラパラ状にするなら、
米の7~8割の水が目安。
カレールーのとろみにより、
ご飯の硬さを調整するといい。
炊飯器で炊くほか、
鍋を使うのも手。
分量の米と水を入れて、
完全にふたをして強火にかける。
沸騰して水気がなくなったら、
あらかじめ低温に温めておいたオーブンで約5分、
鍋ごと入れて蒸らす方法もある。
オーブンに入れると、
米の粘りが取れる。
また、インドの家庭では、
沸騰湯に米を入れ、
中火で6~7分間にて湯でこぼし、
火を止めてからバターやギーなどを混ぜ、
ふたをして約5分間蒸らす方法もある。