☆カレーは食べる漢方薬
日本人の大好きな「ラーメン」と「カレー」。
ラーメンもカレーも共通点として
メニューのバリエーションや食べ方も様々にあって
正に「ソウルフード」と言われる食べ物です。
ラーメンとカレーの違いは
医学的に見てカレーは健康食品と言えることです。
カレーの特徴は多くのスパイスを使うことで
カレーのスパイスは漢方でも使うもので呼称が違うだけです。
例えば漢方薬の「桂皮」は鎮痛や不眠解消の効能があり、カレーのスパイスで「シナモン」です。
漢方の「胡ずい子」は消化促進や胃弱改善の効能があり、カレーのスパイスで「コリアンダー」です。
また、漢方の「丁字」は頭痛の特効薬でカレーのスパイスで「クローブ」の事なんです。
漢方では胃弱を整えれば、体全体の調子が整うという考えがあって
クローブやターメリックは等のカレーに使われているスパイスには
漢方では胃の薬として処方されているものが多いのです。
他にも血圧を下げる「フェンネル」、物忘れに良いとされるカルダモンやディルシードなど
書き出したらきりがありません。
この中でも特に注目が「ターメリック」です。これは漢方では「ウコン」の事で
カレー粉などの約半分はウコン(ターメリック)が使用されてます。
ターメリック(ウコン)は肝臓機能促進、抗炎症作用などの効能があります。
ウコンはコレステロールを分解できるので高脂血症に効能があります。
また、お酒を飲む前にカレーを食べると酔いにくいと言われています。
それはウコンは消化収集障害を起こすのでお酒が吸収されにくきなって肝臓に負担がかからないということです。
更にウコン(ターメリック)についての注目はターメリックに含まれる黄色色素の「クルクミン」で
このクルクミンは脳を刺激して活性化する効能が合うので認知症をストップさせる可能性があるそうです。
カレーを食べていると老化防止にもつながっていくわけです。
ここで一つ加えるならば「朝カレー」を推奨しておられる医師の方がいらっしゃいます。
朝カレーの良さについて
① 自律神経の切り替え
朝にカレーを食べると体にスイッチが入り、自律神経が副交感神経から交感神経に早く切り替わるそうです。
② 脳の活性化
カレーに使われるスパイスのカルダモンやディルシードには、脳の血流を増やす作用があります。
実際に朝食にカレーを食べた時とお粥を食べた時の比較では下記のような実験結果が出てます。
主治医が見つかる診療所より
① 代謝がアップしやせやすい体に
カレーのいろいろな成分が基礎代謝を高めて、深部体温を上げるので
体を燃えやすく、やせやすくする作用があります。
実際にカレーを食べた時とそれ以外のものを食べた時を比較してみると
カレーを食べた時のほうが表面温度と深部温度が上昇している実験結果が出ています。
主治医が見つかる診療所より
カレーはお手軽に食べることができてジャンクフードと違って体に良い食べ物です。