新欧風カレーブームとトプカのカレー

今年もあと20日ほどになりました。

コロナ過で3年過ごしてきたわけですが、

カレーについて振り返ってみると

毎年色々なトレンドがあるのですが、

カレー総合研究所 http://currysoken.jp/index.html から

6月に発表された2022年のトレンドが「新欧風カレー」でした。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000232.000033279.html

このニュースで気になったのが新欧風カレーの系統別特徴で

具材特化、スパイス特化、トッピング、フュージョン、食べ方スタイルの五つの体系があって

気になったのが

【具材特化型】の「ビーフシチュー系~ビーフシチューをベースにしたカレー」と

【食べ方スタイル】の「あいがけ系~一皿に複数のカレーを掛けて食べるスタイル」

トプカネットショップとしては具材特化型のビーフシチューをベースにしたカレーと言うのが

今まさに力を入れている商品です。



また、トプカの店舗では随分前からあいがけのカレーが人気です。

特にトプカならではインドカレーと欧風カレーのあいがけです。



明治時代にインドのカレーがヨーロッパを経由して日本に伝わって150年。

日本で一般的に言われるカレーは欧風カレーですが、

カレー総合研究所の見解では

ここに来て新欧風カレーが注目されるのは

日本で長く続いているインドカレー人気が、逆に欧風カレーを後押しすることになった事で

「インドカレーも良いけれど、食べ慣れたカレーはやっぱりおいしい」と感じ始めた人たちによって、

欧風カレーが見直されているとの事。

また、2020年にイギリスで起こった“カツカレーブーム”で、

日本人がカツカレーに目を向けるようになり、

海外で大きな評判になったことで、日本でも改めてカツカレーのおいしさが確認され、注目を集めているとの事です。



ここ2、3年インドカレーやスパイスカレーが話題になってますが、

これらのカレーと距離をおくのではなく、

インドカレーの良さと欧風カレーの良さを併せ持ったカレーの登場が

欧風カレーの可能性を広げることにつながったと言われてます。

トプカはカレー業界でも珍しい

インドカレーと欧風カレーの両方が楽しめるお店です。

以前もある雑誌でトプカのカレーを

「インドの伝統的なカレーにフランス料理の要素を加え、数々のスパイスが調和するように手間暇かけられた一品」

「おいしくて食べてほしいという職人気質の店主の想いが伝わってくる」と評価されました。

今年の7月にはフランスのパリで

「G3カレーサミット」が開催されました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000251.000033279.html

イギリス、フランス、日本の3ヵ国のカレーサミットですが、

150年前に日本にヨーロッパから伝わったカレーが、

ヨーロッパではすっかり廃れてしまって、

日本で進化した新欧風カレー=ジャパニーズカレーとして注目されてます。

ラーメン、寿司に続き、ジャパニーズカレーがヨーロッパするでしょうか。

トプカのカレーの原点はヨーロッパのカレー。

ここにインドカレーのノウハウを加えて独自のカレーを作ってます。